このような症状は
関節軟骨がすり減っていたり、靭帯・腱・筋肉などに負担をかけることで炎症を起こして痛みが出ている場合が多いです。（関節リウマチや痛風といった別の疾患の可能性もあるので専門医にみてもらうことも大切です）

その原因として
歩く・立ち上がり・階段などの時に
膝や足への体重のかけ方が間違っている可能性があります。体重が正しく乗せられていないと膝や足には余計な負担がかかるので痛んでしまいます。

マッサージ・ストレッチ・鍼灸治療などは関節の動きをよくしたり、筋肉をほぐすことで痛みの軽減などが望めるので施術を受けることはもちろん必要なことなのですが、それに加えて歩き方などの動きを変えていくことも大事になります。

歩いているときは左右交互に片足で体重を支えている状態なので膝を曲げすぎたり、傾いたりせずに体を支える必要があります。
そのためにはまず、正しく立てないといけません。
多くの方は、頭と背中が真っすぐならいい姿勢と思われがちですが、その代わりに胸やお腹が前に出ていては足や腰にかかる負担は大きくなります。

完璧である必要はないのですが少しでもいいので、正しい姿勢を取ることから始めて
歩いたときに綺麗に体重が乗るようにしていくと負担を減らせます。
それができるようになってから、今度は膝が前に出ないように立ち上がったり、階段や坂道をのぼったりできるようになっていくことも必要です。

そこで「負担が大きいなら歩き方を変えてみよう」と思っても慣れた動作を変えるというのは簡単ではないですし、そもそもそれができる筋肉の柔軟性や筋力が今はまだないかもしれません。首が悪い場合もありますし、背中が悪い場合もあります。
どこが悪いのかは人それぞれ違います。

初回の方は共通で受けて頂くメニューです
（目安時間：60分）